
「スグレポート 栄養ケア・マネジメントシステム 知識ベース版」は、他にはない便利で専門的なデータと多様な計算機能を標準搭載しています。
1.経腸栄養剤・静脈栄養剤(輸液)データ搭載
施設でよく使われる経腸栄養剤・静脈栄養剤(輸液)の種類、品名、熱量(kcal)、タンパク質(g)、水分(ml)をデータ化しました。
栄養剤の種類を選択して、一日の量、回数を入力するだけで、栄養アセスメントUAの「経腸栄養」「静脈栄養」の熱量(kcal)、タンパク質(g)、水分(ml)を自動計算します。
2.医薬品と食品の相互作用データ搭載
医薬品と食品の相互作用(禁忌・併用注意の食品)をデータ化しました。
医薬品名の一部から、医薬品の検索と医薬品と食品の相互作用を検索できます。
入力した医薬品名から禁忌情報をピックアップし、栄養アセスメントの「禁忌」入力欄に反映します。
3.全てのデータは連動しています。ムダな入力は不要です。
・厚生労働省通知の「事務処理手順例」沿った管理を行えます。
栄養スクリーニング → 栄養アセスメント → 栄養ケア計画 → 栄養ケア提供記録 →モニタリング・評価
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作成時に一度入力した情報を継承するため、入力時間を大幅に短縮できます。
・入力簡素化のための共通機能
利用者の過去データの参照入力機能、他の利用者へのデータコピー機能、日付のカレンダー入力機能、数値の電卓入力機能、辞書機能による用語の再利用。
4.実施日、予定日、利用者のリスク判定を一目で確認
「利用者一覧」では、利用者の前回(最終)スクリーニング日、アセスメント日、カンファレンス日と、次回スクリーニング日、アセスメント日、カンファレンス日が一目で分かります。
また、利用者は、「低リスク者(緑)」、「中リスク者(黄)」、「高リスク者(赤)」、「未判定(白)」で色分けしています。
5.出力帳票のフォームに合わせた入力画面
厚生労働省通知の“様式例”に準拠した出力帳票とフォームを合わせた入力画面で、データの入出力がわかりやすくなっています。
6.質問票、ヘモグロビン値よりアルブミン値を推定
質問票、ヘモグロビン値からアルブミン値を推定できます。(栄養スクリーニング)
7.3種類の計算式からエネルギー消費量(基礎代謝量)を算定
栄養アセスメントに、個々の利用者のエネルギー消費量(基礎代謝量)、必要エネルギー、必要タンパク質量、必要水分量を算出し、入力する項目があります。
スグレポート 栄養ケア・マネジメントシステムでは、それらの計算式を標準搭載しています。
計算に使用する個々の利用者の現体重、通常体重、理想体重のデータは、栄養スクリーニングのデータを自動で読み込むので、管理栄養士さんは、使用する体重を選ぶだけでOKです。
8.必要エネルギーを算定
係数値(生活活動係数、ストレス係数、低栄養状態改善のための係数)を選ぶだけで、自動計算します。
9.必要タンパク質量を算定
標準体重あたりの必要タンパク質(g/kg)の値を選ぶだけで、自動計算します。
標準体重あたりの必要タンパク質(g/kg)の値を選ぶときに参考にする「利用者の血清アルブミン値」は、栄養スクリーニングのデータを参照しています。
10.2種類の計算式から必要水分量を算定
エネルギー消費量の算定と同様に、計算に使用する体重を選ぶだけでOKです。
監修いただいた先生
監修 県立広島大学 助教授 栢下 淳先生
専門分野 高齢者の栄養管理(特に嚥下障害・咀嚼機能低下)、低栄養患者の栄養管理 |
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